なぜ、オンサ心理療法は短時間で結果をだせるのか?
はじめにオンサ療法の効果を知る上で理解しておくべき「記憶」についてご紹介します。
「記憶」の成り立ち
まず、記憶は「思考」と「感情」2つの要素から成り立ちます。
そして、思考と感情は基本的に流れては消えていくものです。
ですが、その「流れては消えていく」思考と感情が「記憶」として定着する場合があります。
「明確な思考」と「高揚した感情」が
噛み合った時です
これをテスト勉強で例えてみましょう。
「良い点とるぞ!(明確な思考)」とワクワク(高揚した感情)しながら覚えた内容は「記憶」として定着します。
「明確な思考」と「高揚した感情」が同時に成立しているからです。
一方で「テスト嫌だなぁ(明確な思考)」と仕方なく(消沈した感情)一夜漬けで暗記をしたものはすぐに忘れてしまいます。
これは「明確な思考」はありつつも「高揚していない感情(消沈)」による思考と感情の不一致によります。
「明確な思考」と「高揚した感情」
この2つが結びついた時、「記憶」が強く焼き付くのです
つまり、現在に影響する過去の「記憶」とは「明確な思考」と「高揚した感情」が複雑に絡み合い、結びついたものなのです。
この「思考と感情の繋がり」がとても大切なポイントとなります。